パラレルわーるど in Ponshon

お手て「がっくし…。せっかく応援ちてるフリをしてまちたのに……。これでわ、せっかくの、あたちのフリがむくわれまちぇん。シクシク（涙）。駒大いわみじゃわが勝ったら、ダンナちゃま小躍りちて、高級ネコ缶開けてくれるんでちたのに。もう、駒いわの、ばかぁ〜！」
　といいながら、ｚｚｚｚ…と、眠りに落ちるお手てちゃん。
いつも同じことを３分考えれば、夢のなか。え？　それって、あたし（眠眠）とおんなじじゃん！

　駒沢苫小牧　優勝！！
　・・・でも・・強すぎて面白くないぞ

強すぎて面白くない…ちゃなんて
まっ、贅沢ちゃだわ。。

駒いわ勝って、あたちも贅沢したかったでちゅ…。

親びん「お手てや」
お手て「にゃん？」
親びん「駒苫優勝だ！　高級ねこ缶持ってきな」
お手て「ふにゃにゃー！　高級ねこ缶うれちいな！　ねこ踊りったら、ねこ踊り！」
　いそいそと高級ねこ缶を運んでくるお手て。
お手て「（親びん、早くパッキンして！　パッキンしてったらパッキンして！）」
　高級ねこ缶のフタをパキンと開け、小鉢に移し、ビールをグラスに注ぐ親びん。
　あたりに、えもいれわぬ、高級ねこ缶のグレートなかおりが漂います。
お手て「わーい、わーい！」
　ところが、親びん、その小鉢をお手てにはやらず、自分のビールのつまみにするのです。
お手て「……」
　目が点になるお手てちゃん。ま、いつものことですが。