不二家の「ペコちゃん」「ポコちゃん」この御両人、永遠の6歳と7歳なのだそうだ... 羨ましい限りである。
手許にある古い写真を見ながら、時代を遡る...。
それは我が家に初めてやってきた車...『ブルーバード(中古車)』と二代目『サニー1000(新車)』の写真だ。 ちょうど、わたくしが6歳の頃にその初代車は持病と共に家族の一員になった...。いま思うと仲介してくれた人物はとても、うさん臭い男性で「鼻を骨折してから、ほら左右に動くんだよね」と実演してくれた覚えがある。
確かに鼻が作りモノのように左右にブレる感じであった。
さて、この初代車の何が持病持ちだったのかというと... よくエンストを起こすのである。ギアチェンジがうまくいかなかったという問題ではなく突然止まるのである。さらに気紛れで5回に1回ぐらいの頻度でエンスト後エンジンが掛からなくなってしまっていた。
ある日は、坂道で発作が起きて後続車のクラクションの中、母親が車を押すにも動かず... といった、車までうさん臭いモノであった。
サニーは新車だけあって良く走っていた...。 が、冬場は暖房があまり効かず超寒く、夏場はというと当時の道路事情があまり芳ばしくなかったため先行車の舞った埃を入れるまいと窓を締めきった車内が、超〜暑かったのを覚えている。
その時代、その瞬間を封じ込めた古写真...。
そこに、時間が永遠に凍りついた6歳の時の記憶と7歳の時の自分の姿があった。
2006年02月22日
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